「好きなことを仕事にする」って誰も理想的なあり方ですよね。
あなたはほとんど毎日「好きなことを仕事にする」生き方をしていますか?
もしそうでないとしたら「毎日好きなことをして生きていく」と決めてこれを目指しませんか?
「自分ばかり好きなことをやったら家族に申し訳ない」とか「自分勝手でわがまま」とか「お金に余裕がないから好きなことをするだなんて言ったって実際に自由に好きなことをすることができない」など思考が出てくるかもしれません。
私たちは生活していくのにお金が実際にかかります。ですが、いつもお金のことを考えて先のまだどうなるかわからない未来の不安のことを考えて生きているとするならば、その思考のままずっと生き続けることになり、「好きなことをする」のは遠くなってしまいます。
自分の人生を考えたときずっと「今好きなことを仕事にする」ことなしに生きていて歳をとって気がついたら体力も落ちて「好きなことをする」どころではない状態であるとしたら虚しく寂しいですよね。
月日は進むのも早く、今、歳をとったとしても年齢は関係ありません。
まず、少しずつでもいいので今やっていることや、やっている仕事を続けながらもあなたが「好きなことをしよう」、と考え方を変えていく必要があります。
なぜならば好きなことをやることによって、その状況や人との出会い、何かのうれしいキッカケとなるチャンスがあなたの人生の中で訪れるかもしれないからです。
そして今までのような自動運転みたいにやっていた仕事が「自分が本当にやりたかったこと(仕事)かな?」と方向転換して自分の人生を見つめ直して真の豊かさを手に入れるための考え方に変わるかもしれません。
そして好きなことを仕事にすることで生活が楽しくなり、気がついたら未来の心配など考えてないほど生活スタイルが豊かになっているかもしれません。
自分の人生はあなたの考え方、生き方次第でどうにでも変化させることができるのです。
自分が好きなこと、好きな仕事をする
今あなたは好きな仕事を選んで満足して生きているでしょうか?
又は好きな仕事をすることがなくても好きなことをして安心して生きているでしょうか?
「好きなことをすることで生きていくには何が好きなことかわからない。」と言う人がいます。
「お給料がいいから利益のために嫌いではないけどその仕事をやっている」、「給料のことをあまり気にせずに本当にその仕事をすることが好きだからやっている」という人たちもいます。
これからの時代はAIの導入もあり、仕事のスタイルも変わってきています。
今までのように「生活するためにお金を稼ぐ」を中心に考えるのではなく、それも含めながら、本当に自分が好きなこと、自分がやりたい仕事を無条件で選んでいけば、より軽やかに時代の流れに沿って好きなことや好きな仕事をすることで自然に発展し、楽しくなってなっていくでしょう。
「現実的にそうも言ってられない。」と思う人もいるかもしれません。
ただ自分の仕事は今までも自分で決めてきたように一生同じ仕事をする必要もないし、また選択し直したってかまわないのです。
仕事を辞めるのはなかなか勇気がいることですが、ずっと何年間も好きな仕事をすることなしに人生を生きていきたいですか?
もしあなたがお金のためだけに好きでないけどその仕事を選んでいるなら、これからの時代にはそぐわないかもしれません。時代が変わってきているので、一生懸命に好きでないことをするのではなく、もっと軽やかに好きな仕事をするのに選ぶことだってできるのです。
根本的な考え方を変えてもいいと思います。
人生は人それぞれの選択によって違いはありますが、あまり好きでない仕事をやるために生きていくというのは本当は真の目的ではないのです。お金を優位にして何か仕事を決めるということは本当の意味でいつまでも自分が好きな仕事をすることはないです。
好きな仕事をすることでしてワクワクしながら仕事という経験を通してその過程を楽しむことが自分の人生を楽しくして行ける秘訣ですね。
いかにワクワクしてその仕事に熱中できるか、それによりワクワクの持続時間が長いとさらにワクワクするようなシチュエーションになっていくのです。
そしてあなたはもう仕事を仕事として思わないほど人生の中で自然に好きなこと、好きでやっていることが仕事になっていたということに気づいていくでしょう。
自分の得意なことを見る
誰も人間には才能があり、自分の好きなこと、自分の得意なこと、自然に楽にできることがあります。
ただ自分では当たり前に自然に無理なくできてしまっているので「これが自分の得意なこと」だとわからないことがあります。
好きなことと得意なことはちょっと違うこともありますが、得意になっているならば嫌いではないはずです。
例えばあなたが幼児の頃何を好きで遊んでいたかとか、これまでの人生で何かやっていたとき楽しかった経験は何だったかな?と思い出すのもヒントになります。
現代は豊かな社会にしようと物をたくさん生産し、いつの間にか物質社会となり、さらに便利な物を生み出すために開発して仕事量が増えて仕事をするのが当たり前みたいになってしまったかのようです。
昔から企業の商品争いのようになってしまい、物を大量に生産して売れたら勝ち、成績が上がるなど、名が知れた会社を目指している人もいると思います。
自分がそれほど好きでもないけど、お給料がいいからという条件的な理由で職選びをしていた人もいたと思います。
私は過去にアルバイト探すときはお恥ずかしいながら、特に条件付きで仕事選びをしていました。
アルバイトで「時給が1500円だから嫌いではないからその仕事をやる。」「この仕事は楽そうだけど、時給たったの700円か。」など、給料の条件を見て選ぶみたいな。
でも好きでない仕事をやっていたので精神的に疲れてしまい、結局長く続きませんでした。
世の中には今でも好きでないけど時給がいいからの理由で、仕事を選んでやっている人もいるかもしれません。
それが悪いということではありませんが、本当は誰も自分にとって好きなこと、得意なことがあるはずなのに、もったいないなと思うのです。
嫌なことをやり続けてしまうと本当に自分が得意で好きなことがわからなくなってしまいます。
まず「今やっていることが本当にやりたいかな?我慢してないだろうか?」「でもこの仕事辞めたら食べていけなくなってしまうかも。」とか頭の中でエゴの声が出てくると思います。エゴの声は不安にさせます。
どうして我慢する必要があるのか、その場合自分の気持ちよりも思考優先にして生きているのかもしれません。
ただ、嫌な仕事を長くするならば、人生の中で精神的に満たされない思いが出てくると思います。
命は有限でいつ他界するかわかりません。
極端な例を言うならば、もし、あなたが余命3日と言われたら今やっている仕事続けたいですか?自由な生き方とは時間などに制限されず、「今を生きる」生き方です。
今までのように朝早くから夜遅くまで残業して一つの仕事で月曜日から金曜日まで働く人、今の時代では職場に通勤しなくてもいいような在宅ワークをする人など、仕事のスタイルも変わってきてもっと自由な働き方をしている人もいます。
「自分の得意なこと」というのは自然に無理なくやれることです。
「嫌いでもないけど好きかどうかもわからなくて、でも得意かもしれない。」と思えるなら結果を気にしないでまずやってみる、新しいことにチャレンジしてみるのもいいです。
なぜならばもしその仕事をやっていて得意としてできるなら楽に感じると思うからです。
それが好きなら、もっといいということです。それが天職、自分が本当に望んでいることまたは本当に自分がやりたかった前の段階かもしれません。逆に得意でないことは無理しているかもしれません。
ただ、天職は仕事っていっても、必ずしも大金を稼ぐ仕事になるかどうかはわかりません。
自分が気楽に自然に得意としてできてしまう仕事または仕事でないことをやっているうちに、それが楽しくなっていけば、最初はお金が入らなかったとしても、楽しいことをやっているだけで豊かさが増してくるのです。
お給料の条件も変わることもあり得るわけです。あなたが本当に心から好きで自分の得意なことをやっているならばそんなにお給料のことは気にならないかもしれません。
好きなこと、好きな仕事が楽しいと思うというのは自分の得意なことであることと同時に、それをやり続けるうちに、自分の心と一致できているのでシンクロニシティのように外部からのオファーが来たりとか、そこから良い仕事に発展していく可能性が引き寄せられてくるのです。
今の時代ではフリーター、副業など、仕事を2,3個掛け持ちしたフリーランスのような仕事のスタイルも気楽だし、一日拘束された時間で働くのと違って嫌なら辞めてまた違う副業で収入を得る方法だってあるのです。
「仕事をするなら何をしたいかな?」「どんな職業が好きかな?」「これは自分が得意かな?好きかな?」と自分に問いかけるのもいいと思います。
やってみて「長続きできるかどうか?」と先のことを考えたり、周りの目を気にしたりしないことが大事です。どうしても人間の思考は先の不安を考えさせるのです。長続きできるかどうかなど何も考えずにただ、やってみたいからやることにするという思いになったとき、それはあなたの人生を活性化させます。
今好きなことを追求していき、すごく簡単で楽しいと思えるならそれはあなたが本当にやりたかった職業に出会えているということです。
やりたいことを「信じてから見る」
多くの人は仕事を探すとき、どうしてもやりたいこととお給料の条件で見てしまいがちかもしれません。「信じてから見る」と言われても、初めての仕事であるならば、働くなら生活費がかかっているし、なるべく土日休みで、お給料が良い、または、どちらかというとその仕事がお給料が良く、やりたいこと、やれそうだからという条件付きで仕事を選ぶ人もいます。私も以前はそのように思ってました。
しかし、もし仕事を選ぶとき、時給や日給の記載が無ければスルーしてしまうかもしれません。
「やりたいこと、やれそうなことなんだけど、お給料がどのくらいなのかわからないから。」の理由で自分がやりたいこととお給料の条件が合わないと人はなかなか選択できません。なぜなら、生きていく中で仕事を長く続けたいと思う気持ちがあったり、お給料によっては安定しないと納得がいかないと思う、という思考が働くからです。
やりたいことを「信じてから見る」と言う気持ちでやってみると案外上手くいく可能性もあります。
例えば、絵を描くことが好きで、でもお給料は理想通りでなくても、始めて見てからだんだん自分の得意とすることだから「給料少ないけどたのしいかも。」と思えて見たりするかもしれません。
反対に、最初に仕事内容よりも休みの条件やお給料の条件だけで仕事選びをしていた場合、最初は土日休みという条件だったのに急に「人が休みで辞めた人がいて、足りないから代わりに仕事に出て。」というように最初に期待した通りの結果にはならないかもしれません。
仕事というのは人生における経験です。生活のために条件付きでやるというのは悪いわけではありません。ただいつも仕事探すときにずっとこのような条件付きの思考で仕事を選択するならば、仕事のために自己犠牲する人生になることもあります。
あなたがどれだけその仕事にワクワクするか、お給料の条件よりも仕事という経験をどれだけ好きで情熱をもってやれるかによって、条件が変わるのです。私はいろいろと職業を変えたとき、条件付きで仕事を選んだときはどこに行ってもすぐに辞めてしまった経験があります。
先に「自分はこれが得意、好きかも。」と言う無条件の視点で仕事を選ぶと上手くいく流れに乗ることができます。
条件なしで「見てから信じるのではなく、やりたいことを信じてから見る」というのを認識しました。
昭和の時代は一つの職業に就けることが成功者といえる時代でしたが一つの職業をずっと続けることができず、中途半端でやってきたこともあった私でしたがそれでもいろいろな経験ができて良かったなと思います。
友人が簡単に得意として好きな仕事をしていたので、その姿を見たとき「無条件で好きだから楽しくやり続けることができている。やりたいことを信じてからみる、と思ったから上手くいっているのだ、なんてすばらしい!」と思いました。
芸能人やアーティストになる人もそのような職業が好きだから選んでいるし、その結果、楽しく活動している人は名が知れるくらいの有名人になっているということですね。
私たちは仕事が人生の目的ではなく、仕事をするために生きているわけではありません。
仕事はただの経験の一部で、仕事も含めて人と関わり、たくさんの体験をすることで、自分のできる、できない部分を発見して成長していけるのです。
今の時代は自由な働き方の人が増えているのでどんな仕事でも無駄ではなく、どうせ働くなら自分が楽しいと感じられる仕事が理想ですよね。
結果を気にしないで、まず、やりたいことを信じてみるからやる、という気持ちで「成功したらラッキーで、失敗してもかまわない」という気持ちで、どんどんいろいろことにチャレンジして見る、心地よい体験をしたときと自分の好きなこと、やりたい仕事に出会えると思います。
自分らしくありのままで生きる
「自分らしくありのまま」ってなんだかわかるでしょうか?
人間は目立ちたい人、目立ちたくない人がいます。あなたは人の評価を気にしないで生きていますか?
他人に合わせない、自分を認める生き方
日本では今ではマスク着用が日常茶飯事になってしまっているかのように見えます。別にそれが悪いというわけではありません。
自分を目立たせたくないと思うのであれば自分の顔を半分以上覆い隠せることもできます。
「人からどう思われているか」で常に生きている人は本当の自分を出したくないのかもしれません。または本当に心配だからマスクを着用することで、安心を得たいからつける人もいるかと思います。
ただ、マスクをつけることによって呼吸するのに負担をかけてしまいます。
当たり前に呼吸していると思いますが、呼吸できることはありがたくすごく肉体的にも精神的にも楽になる機能です。
一人で車の運転中マスク着用している人も見ていると苦しそうと思ってしまいます。そして「日本人はずっとマスク着用してる人が多い。なぜ?」と日本に海外から旅行に来た外国人が言っていました。
自分が人に「いい人に見られたい」「こんな風にみられたくない」とか思うのであれば他人を気にして他人に合わせた生き方になってしまっていることもあるかもしれません。
他人を意識しているならば、本当の自分、「自分はこういう人間でありたい」「こういう人間が自分の理想像だ。」という本来の自分がわからなくなってしまうでしょう。昔の私がまさに他人軸でいました。
他人に合わせすぎてきた期間が長いとますます自分を表現できなくなってしまいます。
他人が言ったことが正しいと思い込んでみたり、自分が他人に対して比較して上手く発言できないなどの理由で自信のなさや、「こんな事言ったら嫌われる」という思い込みによって「ありのままの自分」ではないのは「本当の自分を生きている」ことにはなりません。
例えば他人に「何でもできるしすごいね。」と言われたとします。
しかし期待された自分はプレッシャーを持ちながら「本当は難しくてできないのに。」と思っているとしたら、できなくても他人の前ではできるふりをしてしまうなどそのギャップを感じてしまい本音は苦しかったりします。
本当の自分の思いを隠したり、「正義」という思い込みがあることによって、自分が今まで信じてきたこと、慣れ親しんできたことが崩れてしまうのが怖い、「不安」があると自分を素直に表現しづらくなってしまうのかもしれません。
誰も本当は幸せになっていいはずです。「他人の考えとは自分の考えは違っていい」「みんなそれぞれ個性のある存在」ということを知り、自分を認めることが本当の幸せにつながるのです。
自分の真実を自由に表現する
自分のことが明確にわかるならば他人の言動も明確にわかるようになるのです。どうすればそのように明確さをもつことができるのでしょうか?
「自分の言動は正直かな?」と考えてみる、そして自分の言動に責任を持つということです。
どんな自分でも納得する自分になれて、「人から嫌われてもかまわない」、「人にどう思われてもかまわない」「自分はこれを選ぶ」、「これが好き」と自分の方向性を明確にでき、自分の人生が楽しい方向に持って行けるなら他者に左右されないということです。
人目を気にしない勇気を持って行動してみると案外平気になるかもしれないです。
自分の脳は自分の言葉を聞いているのでワクワクしたり喜びを感じるような楽しいと思うことをありのまま表現することが自分の真実であるということです。
何を体験するかは自分が心の底からやりたい、好きであることをやってみるのです。「地球が私中心に回っている?」と思えるくらいやりたいことだけたくさんしてみる。
もしわからなければ「今何したい?」と自分に声かけて「今コーヒーが飲みたい。」なら飲むのです。「今外に出かけたい。」なら外に出かけるのです。今やりたいことを少しずつやっていくともっとやりたいことが増えていくのです。
ワクワクしてやりたいのにどうしてもそのときに状況が難しい場合は「何時から○○をやる。」などメモをして自分のやりたいことをその時間がが来たら出来る範囲で行動に移すのです。
ただ、これは自分が好きに行動して他人を傷つけてもいいということではなく、自分勝手、自己中心的にわがままになるということではありません。他人を尊重する上での自分の気持ちに正直な方を選ぶということです。
誰にも支配されることなく素直に自分の真実を自由に表現してみるということです。
これを繰り返していくと自己肯定感も上がり迷わないし、ますます自分が好きになります。これが自分らしくありのままで生きるということです。
まとめ
- 好きな仕事がわからなくても何となくやってみたいと思ったらチャレンジしてみる。その経験が次のいいステップとなり、本当の好きな仕事に出会えるチャンス。
- 一目を気にせず、自分がやりたいことに勇気を持って行動してみる。他人と比較しないで自分の言動に正直になると自己肯定感がアップする。